お風呂のリフォームに適した機会とベストな工事の季節を公開

あなたは今、浴室リフォームを漠然と検討している段階でしょうか。それとも、「そろそろしないとマズい・・・」と、必要に駆られているような状況でしょうか。

予算に余裕があれば、「お風呂リフォームするか!」で、即決してしまってもいいのですが。多くの方は、お風呂のリフォームをせざる得ない状況になって初めて検討します。

ですが、いきなり訪れたリフォームの機会に、気持ちの準備ができている方は少数派です。そんな状況下において、足元を見てくるリフォーム会社も存在します。

そこで今回は、お風呂リフォームに適したタイミングと季節をお伝えします。浴室リフォームの時機の目安がわかれば、時間とお金を無駄にすることもなくなり気分的に豊かでいられます。

お風呂リフォームのベストタイミングは必要性を痛感した時

最初に結論をお伝えしますと、お風呂リフォームのベストタイミングは必要に駆られた時です。当たり前ですが、浴室リフォームは平均的に100万円前後かかるお買い物です。

そうなりますと、衝動買いのレベルでは済まされなくなります。数万円程度の話ならまだしも、軽い気持ちでできるものではありません。

また、そもそも勢いだけで決めると、冷静さに欠いているため後で絶対に悔みます。だからこそ、お風呂の改修は、必要だと思ってから検討を重ねて実施するべきです。

では、具体的に、どういうケースが必要に駆られる時なのか。あなたがまだ軽い検討段階か、それとも真剣に考えているかはわかりませんが、浴室リフォームを決意した方は次のような事例が多くを占めます。

お風呂をリフォームしないと体が厳しい

体が理由でお風呂のリフォームをする方は、年を重ねてきたことによる不都合が少なくありません。「手すりがなくておぼつかない」「浴槽のまたぎが高くて危ない」「ヒートショックが怖くなってきた」「冬の寒さが年々厳しくなってきた」という感じです。

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いずれも若い時なら何でもなかったことが、60代を過ぎてから負担に思てくる方も多いと思われます。あなた自身がそうでなくても、親御さんはそう感じているかもしれません。

これが浴室リフォームをする方の、一つ目のパターンです。

お風呂の耐用年数が過ぎてガタがきている

こちらもまた、お風呂のリフォームをする大きな理由です。人も機械も時間と共に劣化が進むもので、機械もメンテナンスを怠っていると耐用年数まで持たないこともしばしばあります。

それこそ、「浴槽に亀裂が入った」「黒カビが多く出てしまっている」と、様々な不具合が表に出てきたら、それは交換のサインと言ってもいいでしょう。

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お風呂リフォームの目安を知る

体のことは個々の体力や生活環境によって違うので、一概にいつリフォームするべきか言えませんが、機械の方はおおよそリフォームの周期が決まっています。

これをあらかじめ頭に入れておけば、「急にお風呂が壊れた!」「でも予算も時間もない・・・」と、慌てる可能性が低くなるでしょう。

なにせ、浴室リフォームは何も準備のないところから始めると、業者選定から完工まで1ヶ月くらいかかるものですから。

在来工法は15年前後でリフォーム

タイル張りでおなじみの在来工法ですが、経年と共にタイルの目地が徐々に傷んでいきます。毎日お湯を流しているのですから、仕方ないことですが。

当然、普通の工事をされていればタイル下に防水シートは設置されていますが、ノーメンテナンスでしたら10年くらいまでしか保証されないものです。

つまり、10年以降は、いつ浸水してもおかしくない状況とも言えるわけです。そのため、築20年以上の住宅の在来工法の浴室は、風呂場の柱が腐食していることは珍しい話ではないのです。

さらに、輪をかけて厄介なのは、間接排水と呼ばれる処理方式が、木材を痛めてシロアリの格好の餌食になることもあります。

というわけでして、あなたのご自宅がすでに15年以上経過していましたら、先々のことを考えて浴室リフォームを検討された方がいいと思われます。

システムバスは25年前後でリフォーム

続いては、システムバスです。構造が在来よりもシンプルな分、耐久性に優れているのが特徴です。

ユニットバスをリフォームするとなると、システムバスの老朽化というより、住人が老いてきたから変えるという方が多いでしょう。

それだけシステムバスは、痛む要因というのがありません。排水は在来と対照的で直接しますから、木材に水分を含ませることはありません。

素材自体もFRPという繊維強化プラスチックで、レーシングカー、飛行機、モーターボート、ビル等、いずれも耐久性がないと命の保証がないところに使われる優れものです。

そのため、普通に使っていれば破損することは、まずないでしょう。ただし、いくら頑丈でも使い勝手のよさは別問題です。

システムバスの使いやすさは年々進化していくものですから、10年前の代物と比較すれば違いは一目瞭然です。

お風呂リフォームに適した季節

お風呂リフォームをするタイミングの目安はお伝えした通りですが、年間を通したらいつ施工するのが望ましいのかご紹介しておきます。

浴室リフォームは9-11月が無難

浴室リフォームは9月から11月が好ましいでしょう。もっとも11月となると、一部の地域はかなり寒くなっているので、10月までに完工しておきたいとエリアもあります。

したがって、「遅くても11月」という認識でいれば、間違いないかと思います。

では、それ以外の浴室リフォームがなぜ望ましくないのか。簡単に触れておきます。

冬は寒いから気軽にお風呂に入れないのが不便で、夏は汗をかいているのに同じく気兼ねなく入浴できないのはストレスです。

春先は引っ越しシーズンですから、あちらこちらで職人が駆り出されてリフォーム作業に追われています。

ただでさえも職人不足の業界ですから、浴室リフォームに割ける人員は減ります。そこはやってできないことはないでしょうが、割増料金を請求されることは覚悟した方がよさそうです。

以上の理由から、消去法で秋しかベストタイミングがないということです。

浴室リフォームのおおまかなタイムスケジュール

ここまでを踏まえると、おおまかなタイムスケジュールを組むことができます。夏にリフォームしないのはお伝えしている通りですから、6月くらいまでにどの業者に頼むかリサーチと接触をしておきます。

だいたい見積りの有効期間は3ヶ月程度は有効なところが多いため、9月着工に間に合うようにしておけばスムーズです。

中には1ヶ月しか設けずに急かしてくる業者もいますが、そういうところとは取引しなければいいので、いい踏み絵になったりもします。

これが10万円以下の少額リフォームならいいですが、100万円近いお金が動くわけですから、強引に迫られても警戒するというものです。

浴室リフォームは1ヶ月程度かかる

ちなみに、最もスムーズに工事が完了するとなると、どれくらいの期間で済むのかもお伝えします。浴室のサイズにもよりますが早ければ2日、遅くても5日あれば終わるものです。

ただ、あくまでも工事がこの短期間で済むだけであり、事前準備を含めますと1ヶ月は欲しいところです。

注文したリフォーム業者が現場調査、最適な商品選び、契約まで2週間くらいはかかります。その時点で業者がシステムバスを発注して約2週間するため、トータル1ヶ月程です。

なお、「ショールームに行くとあれこれ勧誘されるのではないか?」「面倒だからカタログだけでいい」と、商品の実物を見ずに決める方もいますが。これは避けてください。

カタログで選んだ人に限って、「こんなはずじゃなかった・・・」と後悔する傾向にありますし、いろいろ勧誘されたとしてもバシッと断ればいいだけです。

ぜひ、億劫がらずにショールームに足を運び、実物とイメージのギャップを埋めましょう。

まとめ

お風呂リフォームをした方がいいタイミングと、実際にいつ工事をした方がいいのか季節をお伝えしました。

今回お伝えしましたことは、言うまでもないですが絶対的なものではありません。しかし、基準値となるものがないと、リフォーム業者にいいようにされてしまいます。

主導権を握る上でも、工事のタイミングをざっくりとでも把握しておくと違います。

以上、参考にしてみていただけると幸いです。

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